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不倫夫が放った一言「あのホテルはラブホテルではない!」

先々月の案件の話です。

楽しそうに不倫相手と手をつないでホテルに入っていく写真を見せられた不倫夫はしばらく沈黙した後、「お前が俺に文句ばっかり言うからこうなったんだ!」などと逆上しましたが、一気に形勢が逆転したそう。

最後の話し合いにしたいからと不倫夫の提案で同席した両家の両親も写真に釘付けだったとか。特に不倫夫の母親は「〇〇ちゃん。この方は誰なの?」とそればかり繰り返していたとのこと…

不倫夫は怒りで無口になった父親の顔色をチラチラ見ながら苦し紛れの反論しか出来なかったようです。

 

しかし2日後に不倫夫から電話があり「俺たちはホテルにチェックインしていない!部屋には入っていない!チェックインしている写真がないじゃないか!あのホテルはラブホテルじゃない!」

と得意げにまくし立てて来たようです。

 

今回はどうしても話し合いにあたり写真を1,2枚見せる必要があったので見せましたが、本当は見せないまま話し合いを進めるのがベストです。

写真を見せるのは必要最小限にすることを勧めて、上記のような返しも想定内だったのでそれに対する返答もアドバイスしていました。

不倫夫には弁護士さんの知人がいるらしいので、多分その方に相談でもしてきたのでしょう。

自分がやったことを棚に上げといて最後まで最低な人間です。

頭が上がらない自分の父親に不倫がバレて行き場がなくなったらしいです。

 

離婚の話し合いは個人間の示談で解決できるケースもありますが、利害が対立する上に感情が入るので丸く収まることは少ないです。

不倫が絡んだ離婚のケースは尚更です。

調停や裁判でも相手は想像以上に食い下がってきます。

 

そういった時に備えて決定的な写真は絶対に見せるべきではありません。

今回はチェックインもバッチリ撮れていましたし、なんとホテルの窓越しに外を見る2人の姿も撮れていました。

*写真は依頼者さんに許可を得て使用しています

 

チェックインしていないという主張を今後の大事な場面でも言ってくれると思うので、今回はその時までは大事なカードを切るのを我慢した方がうまくいくと判断しました。

ただ、不倫夫がつけた弁護士さんの勘が働いたか、話は急展開。

依頼者さんの意向に近い形での示談を向こうの弁護士さんが不倫夫に説得中だとか。

不倫夫の両親は息子から不倫を全く知らされていなかったようで、「もう私達は弁護士さんに全てお任せします」とさじを投げた状態のようです。

向こうからの条件の1番は「不倫について内外に漏らさない事」らしいです💧

 

最終的な解決はまだですが、不倫夫は職場の社長でもある父親に逆らうことは皆無らしく父親が引き下がった事は不倫夫が引き下がったも同然とのことでした。

 

不倫夫側が絶対に譲りたくないものを譲らざるを得ない状況になったのは、証拠があったからです。

パートナーの不倫でお悩みの方はお早めにご相談ください。