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過去にあった浮気調査のレアなケース

今日の四国新聞の記事です。

DVの男性被害者相談が近年急増する中、一時保護する男性用のシェルターが香川県にはないとのことです。

DVの被害者と言えば女性を想像しがちですが最近は男性も増えているんですね。

男性のセクハラ被害者も増えてきていますし、DVも男性被害者がきちんと保護されるようになって欲しいです。

 

DVの話とは別ですが、確かに男性と女性の関係性というのは昔と違ってきているのかも知れません。

昭和生まれの私にとって昔不倫と言えば、ダンディなおじさまと若い女性という組み合わせを想像しがちでした。

相当古い発想ですけどね💧

 

この仕事をしだして私は7年になるのですが、今は何があっても驚かない自分になってしまいました。

それほど不倫は多様化していると感じます。

不倫調査での対象者も年々女性の割合が高まっていて弊社では半分に迫る勢いです。

 

話は変わりますが、昨年の調査でこんなことがありました。

依頼者さんが女性で調査の対象者はご主人さん。

相談時に「半年くらい前から帰宅時間が遅くなり、最近は24時を超えることもしばしば。休日出勤も増えています」とお聞きしていたので我々も黒と決めつけて浮気調査をスタートさせました。

でもなかなか尻尾が掴めないんです。

浮気調査開始して3週間経っても尻尾どころか何もない。何かおかしいんです。

通常3週間何も掴めないなんて珍しい事ですから。

スタッフの口から出た言葉は「なんでこんなに警戒がないんでしょう?」💧

私も調査時に感じた違和感はまさにそれで警戒感が感じられないんです。

もちろん調査時に警戒してないことはとてもいい事ではあるのですが、警戒心どころか緊張感がないというか…

いくら調査しても不倫相手はおろか、不倫している人が相手を待つ時に見せる独特の緊張感もないし、車の中でライン等をしている様子も少なめなんです。

 

結局この調査は真っ白でした。

調査期間中、このご主人は家に帰らず温泉施設や複合施設の駐車場に車を駐め、車内でテレビを見たりスーパーで買った弁当を食べたりしただけでした。帰宅時間が24時を超えた日も3,4回ありました。

休日出勤と偽った日は1人で映画を観たり1人カラオケする日もありました。映画もカラオケも自宅から遠い施設を利用していました。

ご主人が来る日も来る日も1人車内で過ごす報告書を見た奥様は半分あきれた様に「どんだけ私が嫌いなんよ!」と仰っていました。

 

これはかなりレアなケースですが、男性が家に帰るのが怖いのか、気に入らないのか… こんな調査があったことをふと思い出しました。大抵女性が疑ったときはかなりの高確率で黒ですからね。

夜中も車を駐められる駐車場って最近増えていますよね。

温泉施設とかハローズとか。

もちろんこの駐車場はお客様のための駐車場なのですが、こういった場所を悪用している人が増えています。

不倫の待ち合わせに利用している輩もいれば、こんな感じで1人で過ごす人もいるのです。

 

なかなか夜中の駐車場を観察する事はないとは思いますが、機会があったらチラ見してみてください😀